はもりっくす(@HAMORIx64)です。
8/2(日)につぶつぶが主催する
未来食セミナーScene1のオンライン開催
に参加しました。
講師はつぶつぶ創始者で
ヴィーガン歴35年の大谷ゆみこ氏。
大谷ゆみこ氏の最新刊です。
今回の会場は日本全国25か所+
オンラインのみでの個人参加も加えて
100名ほどだったそう。
オンラインLIVE配信なので
自宅から参加してもよかったのですが
会場参加だとランチ・ディナーの試食と
懇親会もあるしスタッフもいるので質問も可!
試食をぜひとも味わいたいわたしは
会場参加を選びました。
場所は早稲田会場、つぶつぶ本部です。
「西式甲田療法」の3年間を経て
ここ最近知ったばかりのつぶつぶの食理論と
料理術にいま急激にハマりつつあります。
この未来食セミナーはちょっとお高くて
興味をもったもののなかなか手が
でなかったのですが、今回ムリやり
お金をつくって参加しました 。
(;・∀・)ひ~っ!!💦
でも後悔はありません💛
「西式甲田療法」でほぼ満足していたわたしが
なぜ、つぶつぶの未来食にハマってるのか?
こちらについては改めて書くとして
今回は
セミナーに参加した感想と
つぶつぶの食理論とはどんなものか。
ヴィーガンでなぜ健康になれるのか。
生命と食のヒミツなどを
気になるところを
ざっくりとシェアしたいと思います。
つぶつぶの食システムを知ると
自分の生命のカンが蘇るので
食べること・生きることが
とっても楽チンになりますよ~( *´艸`)
早稲田会場はこんな感じ。
早稲田駅から徒歩10分
牛込柳町駅から5分。
新宿の古き住宅密集地の細い路地に
突如現れた緑の生い茂る建物が。
ここだけなんだかジブリの世界。
梅雨が明けて久しぶりにお天気もよく
心もワクワクする感じです。
扉を開けて中に入ると
担当の郷田優気氏がにっこりアテンド。
室内には本物の植物が生い茂り
美しい水槽からは水の流れる音。
小さなお魚が泳いでいました。
あとで教えていただきましたが
このホールの床や天井には
炭や炭の入った麻袋が
敷き詰められているそうです。
空間浄化効果もばっちりとのことで
セミナー中は鬱陶しいマスクを外して
ストレスなく受講することができました。
建物内には心地よい波動があり
居心地がとてもいい♪
セミナーの合間の休憩時間にいい気分転換
もできるとても落ち着いた空間でした。
ここは数年前までつぶつぶカフェ
というつぶつぶ料理を実食できる
カフェだったそうです。
当時はまったく存在を知らずとても残念。
つぶつぶカフェで食べてみたかった…。
会場講師は生まれたときからのヴィーガン女子!
早稲田会場の講師は大谷ゆみこ氏の
長女でもある郷田優気氏。
生まれたときからの生粋ヴィーガン、
スラっと高身長でモデルのよう。
この日はイキな紺の絽の小袖姿が
とてもステキでした。
山形の自給自足のアトリエで
肉なし・牛乳なし・ワクチンなしで
のびのびすくすく育ったそうです。
そんなつぶつぶ料理で育った家をでて
1年半くらい外食や一般的な食事も
経験されたそうですが、そのときに
太ったり・肌荒れなどを初体験されたそうです。
一般的な食事って、純粋培養された
ヴィーガンにはもはや危険食なんですね~。
セミナーの内容は?
今回の未来食セミナーScene1では
- 食といのちのバランスシート
- 体を温める食べものと料理法
- 血液をアルカリ性に保つ食べものと食べ方
- 体と心を浄化する料理術の基本
- ヒエ、アワ、キビの扱い方
- 味覚を調律する
- 女性が甘いものを止められない理由と楽々解決法
- 男性が肉を止められない理由と楽々解決法
- 楽ちん子育ての基本
- いのちのしくみと心のしくみを体感する
- おいしいと健康が共存する即効料理術
などについて学びました。そして学ぶことで
- 本当の食べものを見分ける感性を開く
- 情報にふりまわされなくなり、健康や食の不安や悩みが解消する
- 食の土台を構築する設計図で、食を変えていく方法がわかる
ことを目的とされています。
※未来食セミナーScene1 | 女性の健康の悩みや不安を丸ごと解消する未来食セミナーより。
じっさいにつぶつぶは
自己流に自然食を実践していた人や
健康法などをさんざんさまよった
食ジプシーの人たちも多いそうです。
わたしも「西式甲田療法」にたどり着くまで
自己流でナチュラル・ハイジーンや
糖質制限などもやってました(笑)
現在はマクロビやローフード、自然食など
たくさんの食事法がありますが
わたしが思うつぶつぶの一番の特徴は
食生活が、とぉ~ってもラクちんになる!そして美味しい♫( *´艸`)
の一言につきると思います。
じっさいセミナーが終わったあとは
自然に沿ったものをきちんと食べていれば
体が自動調節してくれることがわかって
自然と人間はこんなに上手くできている。
ことに感謝し、
食べ物と自分の体を
改めて信頼できるようになりました。
「西式甲田療法」でも食と体の
本当の力を知ることができましたが
つぶつぶではさらにそれが
生命のしくみで自然とそうなるという
宇宙のルールと神秘に気づかせて
もらった感じです。
日本人はもともとヴィーガン。動物性タンパク質と砂糖は不要。
やはりこちらでも当然推奨されるのは
プラントベースのホールフード
(植物性の未精製食品)ですが
面白いのは徹底した穀物重視。
野菜は皮をむかず料理することを
すすめてますが玄米信仰はなく、
雑穀を2割入れれば白米もOK。
むしろごはんをたっぷりとることで
砂糖断ちにもつながるという考えです。
基本の調味料として使用するのは
海塩・味噌・醤油・油・甘酒。
砂糖は一切つかわず
お菓子をつくるときにも甘酒を
甘味料として使います。
なのでハチミツも甜菜糖も
黒砂糖もメープルシロップも糖類
すべて使わなくて済むんです!
なんてヘルシー(´▽`)
よく言われますがお肉・牛乳は
食の豊かな日本では不要で
肉を食べる文化地域は部分食でなく
丸ごと一頭を食べるホールフード。
そして植物と動物は共存関係であり
お互いの排せつ物はお互いの必須成分で
植物があって動物が生きている。
なので食べ物は植物性のみで
まったく問題がないとのお話でした。
日本は明治までずっと肉食禁止でしたしね。
よくヴィーガンに対して肉食派が
植物にも命があるのに、と言いますが
植物があってそれを食物とする動物
という進化発展をしているので
植物を食べるのは当然なんですね。
納得の説明でした。
今回のセミナーで知ったとても印象的なお話。
セミナーでとても印象深かったのは
健康は本来あたりまえ
というお話!
大谷ゆみこ氏も67才で精力的に
活動していらっしゃいますし髪の毛も
ツヤツヤ真っ黒でメガネも使わないとか。
羨まし~い!
そして昔の日本も
一部の特権階級や都市部の庶民に
病気がみられただけで農民は
とても元気だったそうです。
問題はけっきょくルール違反の食事であり
体の弱いところにその影響が発現するのが
病気なのだということ。
日本人の主食は穀物であり
とくに様々な栄養素を体にぴったりの量で
含んでいる雑穀は米や小麦ほど
品種改良がされておらず
本来の生命力をとても強くもっている
素晴らしい食材であること。
きちんとした調味料と
地球のおっぱいである穀物と
その地の季節の野菜を食べていれば
味覚が自然と調律されて
生命のカンが蘇り、身体に悪いものを
食べようとは思わなくなること。
つぶつぶで大切にしているのは
今一般的に頭に浮かべる「和食」ではなく
ずっと古くから日本人が
この地で食べてきた原和食
日常の名もない料理
を大事にする必要を教えてくれます。
むしろハンバーグなどオムレツだの
名前のある料理では健康になれない!
そうなんですよね。
日常食がまだ外来種や輸入品や農薬
などにまみれていなかったころ
日本の庶民はカロリー計算もせず
手の込んだ料理もすることもなく
身近な季節の恵みをいただく知恵で
体を健やかに保っていました。
そういう昔ならだれでも知っていたような
自然とともにある食と人間の知恵
を教えてくれたセミナーでした。
セミナー受講の感想
つぶつぶの料理の面白いところは
日本の伝統食の法則に則りながら、
洋食風にもアレンジしてしまう
フレキシブルさ。しかもシンプル。
伝統的な名もない料理は
体は満たされるけど現代人の心は
それだけでは決して満たされない!
そのため雑穀を遊びつくして
ハンバーグもアイスクリーム
ピザもチョコレートも
なんでも野菜と穀物で作ってしまう
んです。すごい!
写真取り忘れましたが
試食ででた高キビハンバーグも
とっても美味しかったです(´▽`)
つぶつぶは食べ物の味に
とてもこだわっていて
✖ 体にいいから
ではなく
○ 美味しいから
つぶつぶ料理を食べてもらいたいという
とても明確なスタンスです。
なので家族にも喜んでもらいやすい!
まさに母、地球の母のような視点での
食のセミナーだと思います。
ちなみにわたしが「西式甲田療法」
の影響で食や健康を学んだ3年間のうちに
学んでみたいと思った食理論は次の2つ。
どちらもそれなりに魅力ですが
その2つを押しのけてわたしは
今回未来食セミナーを申込みました。
つぶつぶの食システムは
何か特別な知識による食ではなく
生命というルールのもとで古来
日本人が土地の恵みを受け取りつつ
育んできた食をもう一度思い出すもの。
一度この話を聞けば
食べ物と体への意識がまったく変わるし
日本人に産まれたこと・日本の食文化に
とても誇りに感じると思います。
小学校の食育などで
やるといいのにな~と思いました。
山形の山奥で自給自足生活を送り
ヴィーガンで子ども5人育て上げ
著作を40冊以上も上梓されつつ
和ヴィーガンの啓蒙活動を続ける
知識もその深さも行動力も
ハンパない方だと思いました。
へルシーで美味しい和ヴィーガン。
雑穀の魅力がもっとひろがると
いいですね。