※この記事は2019/11/07のリライト記事です。
こどものころ
なぜか合気道にかなりあこがれていた
はもりっくす(@HAMORIx64)です。
先日、
明光武道 深雪會(めいこうぶどうみゆきかい)
代表の神田真澄(かんだ ますみ)氏が
講師のミニ勉強会、
「免疫力を高める運動」~老若男女だれでもできる、ゆっくり運動を習慣化しましょう!~
に出席してきました。
このお知らせをみた瞬間、直感で
「これはぜったいにいい情報!」
と思いましたが
本当にドンピシャ!な内容でした。
とってもカンタンな運動で効果抜群
という理由も納得の内容です。
ざっくりと内容をご紹介しますので
基礎体温と免疫力をアップ
したい方は
ぜひ参考にしてください(´▽`)
コロナで閉じこもりがちな今の時期に
とてもいい運動ですよ。
講師はスラっと高身長のイケメン格闘家!
講師は神田真澄(かんだますみ)氏。
肩書には武道家とあり
わたし的にはなかなかセミナーでも
ご縁がない職種です。
講演前までは
マッチョで脳筋的なおじさまかなと
想像していたので見てびっくり。
スラリと細身の高身長・イケメン格闘家
のお方でした。そしてやわらかな関西弁。
以前は90キロあったそうです。
5才で格闘技をはじめ40年の格闘技歴
だそうですが若々しくて、髪も真っ黒。
本人が言うようにお肌もツヤツヤ?
(離れてたので確認できてませんが・笑)
勉強会がはじまる前からずっとしゃべり
続けるサービス精神の持ち主でしたが
そんなしなやかな見た目とは違って
元・日本拳法のチャンピオン。
中国の三大内家拳の中で一番強い
という意拳(いけん)や
日本の古神道も学ばれたという
バリバリの格闘家。
そして大自然と人を結ぶ氣の武道、
明光武道深雪會(めいこうぶどうみゆきかい)
を設立し、代表もされています。
また中医学や食制整体理論などにも
通じており、武医同術理論を基礎に
- 正体(正しいカラダを創る運動法)
- 正食(日本人の腸相に整合した食事)
- 正想(正しく心身を高める瞑想法)
の3つの理念をメソッドとしてまとめられ
それを伝えるために今回のように
講演活動もされていらっしゃるそうです。
健康には運動習慣がぜったい必要なワケ。
食事と運動はどっちも大切。
わたしの健康についての知識の原点は
「西式甲田療法」ですので、
食事だけでなく運動も
健康には必要不可欠と理解してますが
意外と両方ちゃんとやってる人は
少ないんですね。
でもそれだと、片手落ち!
人間は動物ですから、運動しないと
体の機能が正常に保てません。
今回の神田氏のお話でも
健康の重要ポイントは
「食事だけでなく、運動習慣も」
との考えでした。
運動するだけでなく
継続した運動の習慣が必要
なのだそうです。
なぜ、運動習慣が健康にいいのか。
運動と体温と免疫には
密接な関係があるからだそうです。
以前『体温を上げると健康になる 』(齋藤 真嗣著/サンマーク出版 /2012)
という本がベストセラーになり
知識が広まりましたが
体温が上がると免疫力も
上がるんですよね。
体温が一度下がると免疫力は30%低下し、逆に体温が一度上がると免疫力は500~600%もアップします。 『体温を上げると健康になる 』(p.23)
免疫力とは、病気にならないよう
体を守ってくれたり病気になったときに
体を回復してくれるシステムのことですが
神田氏の話によると
それは深部体温(体内・内臓温度)が37度以上(最適37.2度)の時が
免疫力は一番活性化します。いわゆる表皮体温(体温計など)で言うと36~37(36.5)度が理想とされてます。
だそうです。
つまり体温がこのくらいなら
病気になりにくく、病気になっても
免疫システムがスムーズに働くので
悪化しづらいわけですね。
逆に体温がふだん低い人は
免疫力が弱いので要注意。
そういう人こそ運動を習慣的に取り入れて
体温を高くキープしておくといいそうです。
そして体温を高く保つためには
筋肉
が必要!
どのくらいの運動を習慣にすればいいの?
どんな運動がいいのかについては
わたしもいろいろと頭を悩ませてきました。
「西式甲田療法」には運動療法も
紹介されてますが、それだけだと現代人
には不足だと個人的に思っています。
今回、そのあたりの具体的な話を神田氏が
ばっちりお話してくださったのですが、
週に2,3回・1回15分~30分くらい、軽度の運動なら毎日でもOK。
逆に1時間以上の運動やジョギングなどの過度な運動は、ストレスで免疫が下がってしまう上に、活性酸素を過剰発生させたりもするそうです。
なんとΣ(゚Д゚)!
ジョギングよりは、早歩き。
汗がじわっとでるくらい
の運動がいいそうです。
筋力をつけるための運動と、健康を保つための運動は違うんですね。
見せ筋をつくる白い筋肉ではなく、
赤やピンクの筋肉のほうにミトコンドリア
が多く含まれており、ここを鍛える
ほうが効率がいいのだそう。
ミトコンドリアがいっぱい働いてくれる
とエネルギーが産出され
結果、免疫が高くなる。
しかも、白筋とちがって
赤やピンクの筋肉は一度つくと落ちにくい
上に太くならないそうなので
女性でも鍛えて大丈夫!
マッチョな男の人が意外とカゼを
引きやすかったりするのは
そういうことなんですね。
こんなにカンタンな運動で?基礎体温と免疫力をアップできる!
そのミトコンドリアの多い
ピンクや赤の筋肉を鍛えるために
一番いいのが
太ももを使ってゆっくり動く運動
なのだそうです。
スクワットなどですね。
人間の体で一番大きな筋肉群は
下半身であり、その中でも大きな筋肉
である大腿筋「太もも」を鍛えるのが
一番効率がいいとのこと。
しかも、大腿筋を使う運動は
脳にも刺激が大きく、はだしで行うと
抹消の血流も促進する相乗効果もある
のだそう。
重いものを持ったりせずに
自重(自分の体重)だけでできるので
老若男女だれにでもできて
畳半畳もあればやれる
「習慣化しやすい運動」
ということで勉強会では神田氏自ら
数種類の運動をご紹介して
いただきました(´▽`)
そのうちの21つをカンタンにご紹介。
効果は一石数鳥だそうですよ。
- 男性は肩幅、女性は腰幅くらいに脚を開いて立ち、ヒザを緩めて腰を軽く落として仙骨を立てる。腕は脇をボール1個分くらい開き、手の甲を上にして臍下丹田くらいの位置に軽くおく。
- 足はすべてつけたまま、かかと重心にしてヒザを曲げて腰を落としていく。まげきらないところでつま先に重心を移動してヒザを伸ばしながら腰をあげていく。
- ヒザが伸び切らないところでまた、かかとに重心を戻して腰を落としていく。
- この動きをゆっくりと10秒から15秒かけてくり返す
回数は15回をめどにし、
慣れてきたら最終的に
50回を目標に行うとよいそうです。
『立つだけ! 医者いらずの太もも力 ([テキスト]) 』(神田 真澄著/シネマファスト/2014)
に写真が掲載されています。
※残念ながら2020/4/1現在絶版のようです。
カンタンですが、結構きついので
実践すると効果を感じますよ~。
基礎体温を上げたい方、
免疫力をアップしたい方は
ぜひお試しください。
まとめと余談
今回の勉強会の主催である
初めての訪問だったのですが、
おかげさまでいい知識との
出会いにつながったと思います。
神田氏はプロである格闘家の上に
正しい食事についても知識がある方なので、
運動の大切さとともにやはり食事も大切だ
ということを改めて実感できてよかったです。
神田氏のお話では、健康な状態とは
「病気にならない」という状態ではなく
体になにか問題が起こったらそれにすぐ対処できる状態
だそうです。
ウィルスが入ったら熱を出してやっつける!
悪いモノ食べたら嘔吐や下痢で出せる!
「人間は体の中に
『100人の名医』を持っている」
と古代ギリシャの医聖・ヒポクラテスが
書いているとおりです。
そして今回のご縁をつうじて
神田氏のチーゴン・メソッドに興味をもち
チーゴン・フィットネスを習うことにも
つながりました。
現在はコロナの影響でレッスンが
中断されていますが、
チーゴン・フィットネスについても
後日体験の感想を書いてみたいと思います。
何しろ、きくち体操をやめてまで
入ったレッスンなので。
とにもかくにもこの時期は
免疫力のアップが必要です。
このご紹介記事が
あなたのお役に立てば幸いです。