はもりっくす(@HAMORIx64)です。
今回は「西式甲田療法」の
裸療法 についてのご紹介です。
西式6大法則には含まれませんが
効果が高い上に
すっぽんぽんで体を動かすのって
わりと気持ちいい💛
新しい何かに目覚めてしまうかも?
地球に住む動物の中で
服を着ないと生活できないのは
人間だけ。
しかもこの100年もしないうちに
自然界に存在しなかったような
化学物質で作られた繊維を、しかも
肌にぴったりとまとう生活になりました。
住環境も整ったおかげで
暑さ寒さにも弱くなり
皮膚呼吸の力も衰えている現代人。
ぜひ一度
ためしてみることをおススメします。
ただし、同居人がいる人は
一言声をかけておくことを
お忘れなく。
ビックリさせちゃいますから(*^^*)
「裸療法」って?
西式6大法則にはふくまれていないものの
- 温冷浴
- 裸療法
の2つは大切な健康法とされています。
西式健康法では風療法や大気浴
という別名も。
フランスのローブリ氏が考案したもの
だといわれています。
温冷浴では
裸で冷浴と温浴を1分づつ繰り返すことで
しもやけの治療のように
血液循環を促がしたり
水温に慣れることで
冷え性を緩和させ肌をキレイにしますが
裸療法はその大気版。
裸で冷たい空気を浴びるのと
暖かい衣服を着ることを指定時間
繰り返すことでおなじく血液循環を促がし
皮膚呼吸を活発化。
体表面からの老廃物の発散を促がし
酸素を供給します。
ローブリ氏は、皮膚表在の静脈を周辺心臓と名づけ、この表在静脈の伸縮がうまく行われる人は健康だが、伸縮がうまく調整されず、静脈が怒張しているような人はどこかに病気を持っている、と喝破しています。(p.214)
(省略)裸療法を行うと、風邪を引きにくくなるし、気管支ぜんそくも改善します。皮膚の鍛錬と血液循環促進の両面から、体を丈夫にする効果が非常にすぐれています。ガンやアトピー性皮膚炎、虚弱体質の改善などに、ぜひ行いたい運動療法です。(p.216)
現代人は服を着ることで
本来持っていた皮膚機能が
失われている人が多いのだとか。
ただでさえ日本は
夏は高温多湿・冬は低温乾燥で
洋服が向かない気候のうえに
気密性の高いマンションやエアコンによる
気温の人為的コントロールや
空気の悪い都会の暮らしで
経皮毒(けいひどく)をためこむ機会が
多くなっています。
裸療法は
皮膚表面の静脈に伸縮運動を与えて
静脈の流れを促進させ、皮膚を空気にさらし
酸化作用ならびに尿酸の発散を促し
血液、リンパ液を浄化する
ことが目的。
体にたまった一酸化炭素を
排出する働きもあるそう。
「裸療法」はどんな人向け?
温冷浴・裸療法とも冷え性の人には
おススメとされています。
また皮膚のたんれんと血液循環促進
の効果がありますので
- 人ごみで気分が悪くなる人
- 皮膚が弱い人
- 体温調節機能が弱い人
- 気管支喘息
- アトピー性皮膚炎
- ガン
など
肌に関するトラブルや血行に関するトラブル
を感じている人はもちろん
体を丈夫にする効果も高く
虚弱体質の改善などにも有効だそうです。
とくにガン患者さんは
一酸化炭素を酸化させるために
その症状に応じて回数を増やすといい
とのことです。
甲田医院では、ガン患者さんには
1日10回以上の裸療法を
指導していたそう。
ちなみに子ども時代、肌を強くするために
乾布摩擦(かんぷまさつ)をすすめられたり
した人は多いと思いますが
「西式甲田療法」ではススメていません。
摩擦によって
大切な肌に傷をつけ痛めてしまうことにより
皮膚の作用を阻害してしまうということです。
わたしも同じ肌の鍛錬なら
乾布摩擦より裸療法のほうが
いいと思います。
やってて気持ちいいし(*^^*)
「裸療法」のやり方は?
「部屋の窓を開放して裸になる」
「衣服をきて部屋の窓を閉じる」
を交互に指定の時間くり返します。
衣服を着るのは、
布団に入る・毛布をかぶるなどでもOK。
肌を包んで汗をかかない程度に
あたたまれれば大丈夫です。
わたしは毛布を重ねたふとんの中に
スポッと入って暖をとってます。
寒い日はふとんの温かさに癒される(>_<)
すっぽんぽんがのぞましいですが
通気性のある下着や圧着しないスリップ
など着用でもいいそうです。
回数 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
窓を開け、裸 | 20 | 30 | 40 | 50 | 60 | 70 | 80 | 90 | 100 | 110 | 120 |
窓を閉め、着 | 60 | 60 | 60 | 60 | 60 | 90 | 90 | 90 | 120 | 120 | 120 |
※虚弱な人・病気だった人・初めて行う人は
1日目は6回、2日目は7回
3日目は8回、4日目は9回
5日目は10回まで、6日目から全部やる
といいそうです。
わたしは初日から全部やっちゃいました。
はじめて実践する人は
30日間は休まず継続して行うこと。
裸療法専用のローブリーCDも
西式甲田療法関連グッズのお店で
売られています。
少食健康サポートセンターさくら
http://www.kouda-clinic.jp/buppinn.htm
山田健康センター
https://yamada-kenko-c.ocnk.net/product/50
わたしはもっぱら iPadのSiri を
使ってやってます。Siriだと
ストップも声でできて便利。
はじめは Googleアシスタントを
使ってたんですが
なぜか次第にタイマーを無視され…
なぜなんだろう(;´∀`)
トータルで40分くらいかかりますが
これを1日2回以上、日の出前・日没後
にやるといいそうです。
忙しい人は1日1回でもOK。
わたしは朝の1日1回しか
ほとんどできませんでしたね…。
夕方は時間の確保がムズカシイ。
着衣の時間(あたたまる時間)は
ジッとしていないといけませんが
裸の時間は動いたりしても大丈夫なので
わたしはこのすっぽんぽんの時間を利用して
ストレッチやスクワットなどの
ちょっとした運動の時間にしてました。
こうすれば時間の節約にもなりますし
「肌」も「体」も鍛えられて一挙両得!
冬でも夏でも効果は変わらないそうが
春秋の季節の変わり目に
3か月を1回ずつ年2回以上やると
体質改善に効くそうです。
「裸療法」をやってみた感想は?
裸になる解放感は
なかなか気持ちいいです。
一酸化炭素かどうかはわからないけど
確かに裸療法をやると
肌がスガスガしくなります(^^)
裸の時間は寒いので
自然と体を動かしたくなることもあり
はからずともその間に運動を
熱心にやってしまうので
体も全般的にいい状態になります。
- やると気持ちがいい。
- 寒さに耐性がつく。
- 肌もスガスガしくなる。
が、わたしの実感です。
人によっては
皮膚のかゆみ・吹き出物・微熱などの
症状がでることがあるそうですが、
これは好転反応だそうですので
気にせず続行していいそうです。
下記の著者の赤池氏は
裸療法初日に体中に発疹(!)
がでたそうですが半年で消えたそうです。
わたしが初めてやってみたときは
秋からはじめたので
寒くなるにつれて
だんだんとツラくなりました。
寒い日でも、始めてしまえば
じつはそんなにツラくないんですが
始める前にくじけがち…。
春先から始めたときのほうが
だんだん暖かくなるので
ラクにやれたように思います。
最近はほかの運動で手一杯で
裸療法はやっていませんが
40分という時間で
肌も鍛錬と筋トレもできるので
また時間に余裕ができたら
チャレンジしたいと思っています。
二階の遮光カーテンの向こうで
「ふふ、まさかこの窓の向こうに
すっぽんぽんの女がいるとは思うまい」
とニヤニヤしながら
おかしな解放感に包まれた女が一人
裸で運動しながらタイマーで
ふとんを出たり入ったりする、
というお話でした。
わたしはわりと好きな裸療法。
興味がわいた人はぜひ
チャレンジしてみてください。
季節の変わり目がおススメですよ~(´▽`)