「食の選択」やってみたらこうなりました。

西式甲田療法から始まった食とカラダの本当の力を知る旅★砂糖と肉断ちでめざせヴィーガン!実体験記

【きくち体操体験記①】きくち体操を知る。まなぶ。 命がけでカラダについて教えてくれる85才の「カリスマ」の迫力。

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はもりっくす@HAMORIx64)です。

 

西式甲田療法」大ファンの

わたしですが、運動については

西式甲田療法」の運動療法だけでは

わたしの場合、効果が不足だと

考えています。

 

恐らく、甲田医師が現役だった

時代の患者さんと現代の日本人の

現役世代ではほんの何十年かの差

だとは思うのですが、

生活が大きく変化し

根本的な筋肉の質がかなり

衰えていると思うのです。

(しっかり運動している人は別として)

 

なので、日々「西式甲田療法」の

運動療法をやりながらも

それ以外にも継続しやすい、

いい運動がないか常にアンテナを

はっています。

 

少し前にきくち体操に興味をもち

6カ月ほど体験してみましたので

その体験をご紹介します。

 

体について向き合ってみたい

と思った人は、体験だけでもぜひ

きくち体操のレッスンを受講

してみることをおススメします。

※コロナウィルスの影響により3月は全て休講になっているようです。(2020/3/24現在)

 

 

 

TVを見ての衝撃。85才の体。

 

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テレビで初めて菊池先生が行う

きくち体操を見て、一見カンタンに

やっている85才(当時84才)の動きが、

はるか年下のわたしにできない!

アスリートでもできない!

 

このことに衝撃をうけました。

 

わたしは20代からの慢性腰痛に

悩んできたおかげで、

ストレッチ・水泳・ピラティス・ヨガ

など、ひととおりの運動に

チャレンジして継続してきたものの、

なかなか抜本的な解決には

なりませんでした。

 

その原因がどこにあるのか、

本当にカラダが使えるというのは

どういうことなのかに

気づかせてくれたのが

きくち体操でした。

 

kikuchi-taisou.com

 

名前は知っていたきくち体操。

 

けっこう以前からきくち体操の

名前は知ってたけど、

高齢者の体操でしょ?

って思っていました。


きくち体操の名前と菊池先生のお顔は

新聞の健康雑誌の広告などでよく

拝見していました。

 

でも、健康雑誌の広告タイトルって

やや誇大広告気味。

 

「ガンが治る!」「ガンが消える!」

なんて言葉のオンパレードなので

本気にしてられません。

 

それにイメージも

高齢者の体操

って感じでした。

 

ところがたまたま友人が、

「今日わたしの体操の先生が

TVに出るから見てね」

と言われて見た番組に出ていたのが

菊池和子先生。

 

そして、そのレッスンを見て

 

わたしに足りてなかったのは、これだーー!!――(゚∀゚)――!!

 

ってなりました。

 

足の指はどこまで曲がって動くのか、知っていますか?

 

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そうか、だからいろいろやっても

思うほどの効果がでなかったのか…!

 

わたしは十代のときに部活などで

体づくりをしてきていません

そのうえ、子ども時代から

祖母よりもカラダが硬くて

柔軟性がありませんでした。

 

そんなせいか、

わたしの足の指は第三関節まで

自由自在に、とは動きません。

 

っていうか、そこまで動くのが

本来の人間の動きということすら

知りませんでした。

 

夫が、第三関節までぐっと

足指を握れているのを見るまで

(夫は学生時代テニスをやってた)

そんなに指が動くということを

信じられなかったくらい。

 

きくち体操は、「足の指・手の指の

1本1本がきちんと動かせる」

ことを大切にする体操です。

 

なぜなら、

その指1本1本が大切なことを

知っているからです。

カラダはすべてつながっているから、です。

 

 

人間のカラダは、機械とちがって部品ではありません。

 

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足の小指が頭で思うとおりに動かない

ってことはつまり、

その先につながっている体すべてに

影響がでるのです。

 

そして、動かなかったり、痛かったり、

力がうまく入らないという場所は

あなたのカラダの弱いところ。

 

つまり、血がちゃんと巡っていないので

そのうち動かせなくなったり、

そこが原因となって将来的に

カラダの不調につながる可能性が

高いところだそうです。

 

 

なるほどな~と思いました。

 

 

結局、ヨガをやろうが

マシンで筋トレをやろうが、

そんなカラダの根本が

きちんと使えていなければ、

効果がうまくでるはずがないんですね。

 

そしてそういうことを今までの

どこのジムでもインストラクターからも

体育の授業でも、

教わったことはありませんでした。

 

 

下記のハルメクWebでは

DVDの宣伝も兼ねてYouTubeで

菊池先生の動画が見れますよ。

「きくち体操」のやり方をDVD動画で見てみよう! | ハルメク美と健康

 

ナマの菊池先生からレッスンを受けたい!

 

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そんな目からウロコの体操と

菊池先生の本を読んだこともあり

体に対する真摯な思い・熱意

を感じて、いつか教室にも通いたい

と思うようになり、

ついにチャンスができて

川崎教室に通えることになりました。

 

わたしは昨年の6月から11月までの

半年間、月4回のレッスンを受講

していました。

 

基本的にはもう

菊池先生ご本人はレッスンを担当して

いないようでしたが、

ときおり生徒さんを見かねて、

もしくは自分がやりたくて仕方ない

ときにご乱入あそばれたり(笑)、

レッスンの乗っ取り(?)を

されていました。

 

体験日初日から、何度か菊池先生を

お見かけする機会にも恵まれ、

たまに菊池先生ご本人のレッスンも

受けることができました。

 

ほかのインストラクターの先生たちも

しっかりとした指導をされていますが

やはり、菊池先生ご本人のレッスンは

気迫がちがいます。

 

85才のカリスマの迫力 

 

 

たとえばこんな名言がありました。

 

  • あなたの筋肉は、あなたが育てるしかないの。誰も代わってあげられないのよ。
  • 動かせないということは怖いこと。そこが脳とつながっていないということなのよ。
  • わたしたちのカラダは日々老いていくの。体操で留めることはできても戻ることはないのよ。だから毎日動かさないとダメなの。

 

もう、本当に耳が痛い。

耳が拒否するくらい、真摯な言葉です。

 

きくち体操のインストラクターは

どの方も菊池先生から直接指導を

受けているだけあって、みんな厳しく

動きを細かくチェックするし、

 

きちんと体の動かし方の

指導をしてくれます。

 

メインのインストラクターもよく

生徒を見ていますし、クラスには

たいていサブの方1名から数名いて

生徒の間をまわって

細かく指導をしてくれます。

 

でも、菊池先生は

その厳しい先生たちの誰よりも

言葉が重い。

 

それは先生本人が

一番年齢を重ねられていて

老いと立ち向かいながら

生きているからだと思います。

 

先生は、

「わたしは命をかけてこの体操を教えているの。ほかではどこでも教えてもらえないのよ。」

と毎回おっしゃっています。 

 

大げさな言葉のように思いますが、

先生が教えている姿は本当に

「命がけ」。

 

本当に気迫というものが違う。

 

菊池先生に直接指導を受けられた

ということの幸せをひしひしと感じて

今後の体づくりに生かさなければ、

と身の引き締まる思いになります。

  

体ときちんと向き合いたい人は、

ぜひ菊池和子先生の真摯な思いを

本でもテレビでも雑誌の記事でも

触れてもらえたらなと思います。 

 

若い人には特に!!

  

病院でもクスリでも、

筋肉の衰えを治すことはできないんですよ~。