はもりっくす(@HAMORIx64)です。
先週の8/2(日)に
ナチュラル・ハーモニーさんの主催で
「感染を恐れない暮らし方」
のオンライン講座が開催されました。
残念ながら当日のリアルタイム参加
ができなかったので、後日の
動画配信にて内容を確認しました。
オンライン時代って便利ですね♬
期待を裏切らない本間医師の
丁寧なエビデンスとわかりやすい説明で
話が進むにつれて新型コロナの正体が
らっきょの皮をはぐようにあらわになり
最後には
不安がキレイに消え去りました(´ー`)
講演内容は参加者のみの公開ですが
これは今不安を抱えている
全ての人に知ってほしい内容。
なので参加者のメモレベルですが
ポイントのみざっくりと情報を
シェアさせて頂きますね。
参加者だけの情報ではもったいない!
なにしろ現在は
マスコミの情報が偏りすぎています。
きちんとした専門家の意見も
なかなか公にならない。
自分で情報の真偽を判断できるように
なるためにも、専門家の意見の
1つとしてご参考までに
読んで頂ければと思います。
- 本間真二郎医師とは?
- 新型コロナウイルスとは?
- ウイルスと新型コロナの基本知識
- 検査にはメリットとデメリットがある。
- Covid-19の症状の特徴。
- Covid-19はどの程度怖い感染症?
- ワクチンの接種について
- 日本と欧米の死亡率の違い
本間真二郎医師とは?
本間医師は札幌医科大学を卒業。
札幌医科大学附属病院ほか
臨床小児科医として勤務。
2001年米国・国立衛生研究所(NIH)
に留学。専門はウイルス学・ワクチン学。
帰国後、札幌医科大学新生児集中治療室
(NICU)室長を経て現在は七合診療所
の所長として栃木県那須烏山市に移住。
ウイルスやワクチンの研究をされて
いましたので今回のような話にも
まさに適任の専門家でもあります。
ちょうど6月に下記の新刊も
発売されています。↙
新型コロナウイルスとは?
まず今回の新型コロナの正式名称ですが
SARS-CoV-2
サーズコロナウイルス2
つまり、
2002年に発生したサーズの2
なんですね!
そしてこのウイルスによって
引き起こされる病気を
Covid-19
コービッド19
つまりインフルエンザで言えば
- サーズコロナウイルス2=インフルエンザウイルス
- コービッド19=インフルエンザ
となるそうです。
そしてこの講演のあった時点での
最新データによると
世界的にも感染者は増加傾向ですが
死亡者数はほぼ横ばい。
新規感染者増加も新しい地域でなので
おおまかにはすでに弱毒化しつつある
と言えそうだという事です。
日本も感染者数は増加傾向との報道ですが
検査数も5倍に増えており、比較して
死亡者・重症者はほとんど増えてません。
ウイルスと新型コロナの基本知識
今回の新型コロナは
- RNAウイルス (=DNAウイルスとちがって変異が速い)
- 遺伝子修復酵素を持つ (=そのためインフルほどは変異が速くない)
インフルは感染して伝染すときにはすでに
変化しているそうですが、新型コロナは
15人に感染して1回くらいの変異。
そしてコロナウイルスはわかっている範囲で
- αコロナ(通常のカゼの代表的な原因ウイルス)
- βコロナ(重症な肺炎を起こすウイルス)
があり、今回の新型コロナは2002年のSARSや
2012年のMERS(日本には入っていない)
と同じβコロナ。
つまり新型コロナは「ただの風邪」とは
言えないわけです。
ウイルスは変異とともに病原性は軽くなる
性質があり、重症ウイルスほどその傾向が
あるそう。
なぜならウイルスは細胞に感染しないと
生きていけないので宿主を殺してしまうと
自分も生きられないのです。
新型コロナの型も現在数多く
登録されつつあるそうですが
インフルエンザのA型B型などと比べて
型の遺伝子の違いが非常に小さく
1つの型のほとんど亜種レベル。
なので型の違いによる重症性の説明
には意味がありません。
感染経路は主に
- 飛沫感染
- 接触感染
新型コロナの感染力はインフル程度で
病気の特徴としては
- 潜伏期間が5~6日
- 無症状感染が全体の1/3~2/3とかなり多い。
- 無症状感染者もウイルスを排出。
- 症状がでる前からウイルスを排出。
- 死亡率は日本は約8人、欧米は数百人(100万人につき)。
- 軽症と重症の極端な2面性。
- 20歳未満では顕著に重症化しない。
赤字は、感染を防ぐことが
とても難しいことを示しています。
青字は記事の最後の
日本と欧米の死亡者数の違い
をご参考ください。
新型コロナによる死亡のハイリスク者
- 高齢者(65歳以上)
- 基礎疾患のある人
これはどの感染症やその他の病気と同じ。
そしてハイリスク者の共通点は
- 老化
- 血管に問題のある人
- ACE2発現細胞が増えている人
- 免疫機能が低下している人
ACE2(エースツー)とは血圧調節に
関係する分子のことで、新型コロナでは
主にACE2を持つ細胞に感染するので
味覚障害や臭覚障害・肺や血管の障害
が多くなるそう。
そして獲得免疫系が働くときに
感染細胞がウイルスごと排除されるため
ACE2機能が働かなくなり
免疫が暴走しやすくなるそうです。
若年者でも注意が必要な人
- 基礎疾患のある人
- ステロイド治療をしている人
- 腸内細菌に問題がある人
- 慢性炎症を起こしている人
- 日常的に薬を飲んでいる人
- 塩分制限をしている人
だそうです。
検査にはメリットとデメリットがある。
検査方法は次の3つ。
- PCR検査
- 抗原検査
- 抗体検査
PCR検査のメリット・デメリット
PCR検査は一般的にはかなり高感度だが
新型コロナについては70%程度。
これを開発したノーベル賞学者の
故キャリー・マリス氏(2019年死去)
が言った診断に使用してはいけない
の意味は2つ。
- 感染者の見つけ出し(スクリーニング)には不適。
- 検出されても感染しているか不明。
PCR検査ではウイルスの断片が
あるかどうかを見るため、
- ウイルスが生きているか
- 感染しているか
- 発症しているか
は全て不明。
そのため、陽性者=感染者ではない。
他のウイルスを拾うこともあるが
ごくマレでほとんど間違いはない。
しかし陰性を間違って陽性にする
擬陽性の確率が1%あるため
100人に検査すると一人の割合で
擬陽性が発生。
そのため検査すればするほど
陽性者が増えることになる。
疑わしい人を限定で検査することには向くが、無症状者や軽症者を含めてやみくもに検査すること(スクリーニング)には向かない。
なので現在の検査数を増やす方向は
正しくありません。
ちなみにウイルスが細胞内に侵入すること=感染の成立。
なので、
ウイルスがいるだけでは感染者ではなく
感染しても発症するとは限らず
感染⇒発症してはじめて患者となるので
マスコミで報道されている数字は
注意する必要があります。
その他の検査について
抗原検査の主なメリット・デメリット
- 感度が低く、新型コロナでは特に低い。
- 陽性ならウイルスは生きていて感染力があり。
抗体検査の主なメリット・デメリット
- 研究室レベルの検査は感度が高いが簡易キッドは間違いが多い。
- 今感染しているかどうかの判定に使えない。
Covid-19の症状の特徴。
症状がでた場合は
一週間までほぼ風邪の症状です。
この期間に自然免疫系の発動が行われ
ほぼ8割は治ってしまうのですが
残りの2割の患者で一週間をすぎて
獲得免疫系の本格的な発動が始まり
重症化が起きます。
Covid-19の進行は以下のとおり
- ウイルスの体内細胞への侵入。
- 気道(舌・鼻・肺)にあるACE2細胞にくっつく。
- 気道の細胞内に侵入(感染)
- 細胞内で増殖(潜伏期・症状はない)
- 細胞を破壊し拡散(発症)
- 全身のACE2細胞(血管・心臓・腎臓・精巣など)に感染。
- 全身で増殖し重症化⇒死亡も。
病気の進行・回復のすべての経過に
免疫が関係しているそうです。
免疫は大きく2系統あり4種類
免疫は2系統4種類の総合力。
免疫と一般的に言う場合、どの免疫
について言っているかに注意。
- 自然免疫系(①構造的②免疫細胞)
=相手を選ばずすぐに反応するが効果はマイルド - 獲得免疫系(③液性免疫④細胞性免疫)
=特定の相手のみ反応し発動に時間が必要、効果は強力
そして、よく言われる抗体というのはこの
③の液性免疫という1つに過ぎない。
つまり、免疫=抗体ではない。
免疫は3つの防御壁があり
これらが連動して身体を守る。
- 皮膚や粘膜による物理的防御
- 自然免疫による病原体排除
- 獲得免疫による病原体排除
免疫は働くことと調節できることの両方が大事。
- 免疫が働く=異物を排除すること
- 免疫の調節=免疫反応をいつ始めるのか、どの程度の強さにするのか、いつ止めるのか
現代人は免疫の働きが悪く、調節する力
も悪くなっていることが現代病
(アレルギー・自己免疫疾患・生活習慣病
・がん・発達障害・うつ)の増加でわかる。
新型コロナによる重症化も免疫の暴走
(サイトカインストーム)が関与している
可能性があります。
現代人は免疫力が低下している?
現代人の免疫力低下の原因
- 腸内細胞のダメージ(食べ物・抗菌・抗生剤)
- 重金属の蓄積(食べ物・ワクチン)
- 薬物による自然経過の阻害
現代病の本当の理由
人は単独の生物ではなく微生物と
共生する生態系であり、常在菌
(とくに腸内細菌)の状態が
健康にとって最も大切。
そして人は腸内細菌などの微生物や
寄生虫と共生しないと
正常な免疫反応を維持できない。
現代の医学・栄養学・食事学は
この視点が欠如しています。
人類は産業革命をきっかけに
農業⇒工場労働者が増加。
それに伴って現代病の出現が
始まっています。
その後に登場した化学物質
(農薬・化学肥料・ワクチン・
抗生剤・食品添加物など)の
すべてによる微生物の排除が
現代病の激増へとつながっている。
Covid-19では重症例のほうが抗体値が高い。
なので回復には抗体はあまり意味がなく、
抗体によっての悪化の可能性も。
しかもCovid-19の場合は重症例でも
わずか3カ月で切れる。
⇓
従来型のワクチンは重症化の懸念が。
ワクチンは抗体の獲得を基本的な
コンセプトとしているが、抗体には
良い抗体と、悪い抗体の働き=ADE
(Antibody-dependent enhancement)
- ウイルス感染を増強
- 免疫を暴走
があり、コロナウイルスは
ADEが起こる代表的なウイルスの一つ。
2002年のSARSではADEにより
ワクチンを打つと重症化するという
現象によって開発がストップしており
それは専門家なら誰でも知っている。
免疫からみたCovid-19の重症化の
理由は
- 自然免疫系の働きが悪い
- 獲得免疫系の調節が悪い
いずれにしても免疫の問題。
そして免疫はウイルスという他者軸ではなく
自分の自己軸の問題である。
Covid-19は免疫が適切に働いていれば、まったく怖くない病気と言えます。
Covid-19はどの程度怖い感染症?
まず、
ほとんどの報道で指摘されていない点として
- アジアと欧米では死亡率に100倍もの違い。
- 死亡率の高い欧米でもインフルエンザと同等。
- 日本含むアジアではインフルエンザよりも危険が低い。
なので、欧米と同じ対策をする必要はなく
考えられる問題は医療崩壊のみであり
これはウイルスではなく制度
(指定感染症にされたこと)の問題。
指定感染症を一日も早く外すことが
医療崩壊を防ぐ方法である。
世界的な感染症別年間死亡者数でみても
- 途上国のHIV(268万人)
- 先進国の肺炎(118万人)
- 日本の肺炎(10万人)
と比べても新型コロナの死亡率は半年間で
世界⇒65万人、日本⇒1000人。
日本で1月にお餅を食べて亡くなった人
(1300人)よりも少ない。
新型コロナよりも死者の多いインフルや
肺炎という感染症でもとらない
自粛やソーシャルディスタンスや
ロックダウンは
果たして必要でしょうか?
自己軸と他者軸の感染症対策
感染症対策には他者軸と自己軸があり
他者軸(対症的な対策)
- ウイルスに感染しないようにする
(消毒・マスク・自粛による行動制限など) - アビガン・ワクチンなど
自己軸(根本的な対策)
- 自分の免疫力・抵抗力・解毒力を高める
どちらも大切だが、他者軸に偏りすぎては
いけない。
感染しないことよりも、
感染しても大丈夫な体であることが大事。
免疫力・抵抗力・解毒力を上げる方法とは
自然に沿った生活、つまり腸内細菌を
元気にする日常生活をすることであり、
ふだんから生活を整えておくことが大事。
収束しても感染者が完全になくなる
ことは永遠にない。
食事の基本
- 水分をよくとる(食事以外のとき)
- 天日の海塩をとる
- 食べ過ぎない
- 地産地消で旬のモノをとる
- 精製・加工食品を控える
- 食物繊維をとる
- 発酵食品をとる(味噌・醤油など)
- よく噛む(だ液を出す)など
日常生活の基本
- 規則正しい生活
- 体を温める
- 適度な運動
- ストレスをためない
- 口呼吸をしない
- 日光にあたる
- 電磁波に注意
- 土にふれる
- 快便
- 睡眠
- 除菌しすぎないなど
感染が疑われるときの対策
- まずは自宅待機(院内感染を避ける)
- 薬(解熱剤・抗生剤)は使わない
- 重症化のサインを見逃さない
- 自宅では安静にし水分・ミネラルを補給など
ワクチンの接種について
さて気になるワクチンについてですが
すでにいくつかニュースが出ています。
国民への強制接種は
必要あるのでしょうか?
ドイツやフランスでもその動きが
あったそうですが、国民のチカラで
阻止されたそうです。
ずいぶん都合のいい話ですね。
新型コロナウイルスのワクチン接種に慎重な理由
- 軽い感染症にワクチンは不要
- 効果や安全性の評価が十分でない
- 遺伝子ワクチンは遺伝子に影響する可能性
- 新型コロナの抗体の効果や持続期間が不明
- 抗体をつけるワクチンは効果がなく、ADEをひき起こす可能性も
- ウイルスは変異する
- ワクチンは他者軸の対策であり根本解決ではない
現行の予防接種法ではすべて義務ではなく
努力義務。
同意書にサインすることは、何か起こっても
保護者に責任があることに同意すること
になるそうです。(こわっ!!Σ(゚Д゚))
ワクチンの効果
歴史的にみたワクチンの効果
致死的な感染症の大幅な減少は
ワクチンの導入以前に起こっており
過去の大きな伝染病もいまは見られない。
むしろワクチンの導入後に患者数
・死亡率の減少が鈍くなることが多い。
感染症の減少の理由にはワクチンよりも
上下水道など公衆衛生の発達がある。
ワクチンの成分の問題
ワクチンの成分には
- 水銀(神経毒)
- アルミニウム(脳・骨・骨髄の破壊)
- ホルムアルデヒド(発ガン性)
- スクワレン(不妊剤)
- ゼラチン(アナフィラキシーショック)
などが添加されています。
この事実を知った上で、自己判断が必要です。
下記はわたしからのおススメ本です。
ご参考までに。
日本と欧米の死亡率の違い
死亡率が低いのは日本だけでなく
東アジア全域での話。
むしろ東アジアでは日本は高い方。
では欧米との死亡率100倍の違いで
考えられる理由は?
◎ACE発現の違い
◎自然免疫力の強さ(アジア人は強い)
◎すでに免疫獲得(アジア全域では普通の風邪コロナが蔓延)
逆に可能性がない主な理由には
✖クラスター対策
✖感染株の違い
✖衛生意識の高さ
だそうです。ちょっと残念ですが。
本当に怖いのは
➡人の恐怖心
もっとも怖い汚染は
➡情報汚染。
という本間医師のしめくくりの言葉に
まさに共感でした。
今回の新型コロナ騒動では
本当にそのことを再認識
させられましたよね。
本間医師は今回の2時間の講演に合わせ
スライドを120枚用意!
1分で1枚…!いやいやいや (;・∀・)
相変わらずのマシンガントークでした。
なのに、とてもわかりやすい!
生のデータがとれる世界的データベースは
4つほどあるそうですが、それをすべて参考に
した上でのデータだそうです。
これだけきっちりしたエビデンスは
なかなかありませんし、本間医師の
すごいところはその内容をちゃんと
一般人にもわかるように説明できること!
この本間医師からの情報が
みなさんが真偽を判断するための
自己軸となりますように。
参加できなかったかたも
本間医師は自分のブログでも
情報発信していますので
そちらもご参考ください。
* *
今回の記事の内容は
本間医師の資料を参考にしつつ
要約するためにわたしのほうで多少の
意訳や取捨選択があることをご了承ください。
あくまでもわたしのメモですので!
本間医師の新刊などと合わせて
ご参考にしていただければ幸いです。
品薄になっていたそうですが
増刷できたそうですよ~(´▽`)
なおこのブログでは
免疫力を高める食の選択方法や
食と健康についてのおすすめの本
などについて記事を書いていますので
参考にして頂ければ幸いです。